前回、ご自分の好みの切り抜きを集めることをお勧めしました。
ワードローブの管理に悩んでいる方は、是非実行して下さい。
凝り性の方はスクラップをしたりしますが、時にはその作業が重荷になります。どうも自分は続きそうにないな、と思うのであれば、本当にざっと切り抜いて、書類封筒やファイルに入れるだけで十分です。 そこそこたまってきたな、と思ったら、取り出して気に入った部分の特徴を書きます。これは自分に対する問いかけですので、自分に分かる言葉で書いてください。
例として、切り抜きから分かった私の「好み」を挙げてみます。
・くるみボタン
・ベロアのパイピング
・貝ボタン
・ボートネック
・ステンカラー
・ピンタック
・適度なフレアーのスカ
ート
・グログランリボン ・この色とあの色のコンビネーション
・・・こんな部分的なことや、些細なことで結構です。
自分のことなので、分かっているから・・・と思われるでしょうが、この「書き出す」ことに意義があります。私の「ワードローブのダイエット」のプログラムは、この「書き出すこと」を頻繁に行います。頭の中を整理できることはもちろん、自分と向かい合うチャンスを作るのです。何となく先延ばしにしていたこと、避けていたことを解決しよう、という気持ちが起こってきます。
収納名人やおしゃれ名人の方法をそっくりそのまま取り入れても、あなたに合っていないとすぐにリバウンドしてしまいます。「自分で気づく」ことが重要なのです。
私自身、収納に限らずさまざまな場面で「心を入れ替える」ことにチャレンジしたことがあります。でもやはり続かないことが多く、その度に自己嫌悪に陥っていました。(昔話に出てくる「悪い人」はよく簡単に「心を入れ替えられる」な、と感心してしまいます)しかし、この仕事着探しから始まった「ワードローブのダイエット」で、「メソッドに自分を合わせる」のではなく「自分に合ったメソッドを作」ればよいのだということに気がつきました。
何てよい方法なのでしょう!と自画自賛していると、岡田斗司夫氏の「いつまでもデブと思うなよ」(新潮新書)を読んで驚愕しました。氏の提唱する「レコーディング」がまさにこの「書き出す」ことの意義を語っているのです。「私の方が先なのに」という気持ちの一方で、一つ一つ段階を経てユニークに説得させる文章は、氏ならでは。
もし興味があったら読んでみて下さい。そして、このコラムに戻って来て「ワードローブのダイエット」を始めましょう!
<<前回のコラム:くらしのダイエットNo.2 |