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Enjoy LOHAS 「おいしい」を鍛える五感と智恵
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2008/11/17UP
Enjoy LOHAS ロハス実践者によるリレーコラム
 
「おいしい」を鍛える五感と智恵
折間 桂子 (Keiko Orima)
食育・食空間・食と美容などの「食」を軸とした講座プロデュースから、加工食品と栄養表示の研究や、小学校での食育指導を通じ、日々の楽しい食生活と健康の密接な関係を痛感。現在は、自治体・教員・栄養士向けの食育指導・講演や、食とフラワーのスクール「+field(プラスフィールド)」を主宰。
doLOHASでは料理家また、食育コーナー『ママとキッズのハッピーごはん』を担当している。

ママとキッズのハッピーごはん>コチラ
折間さんのレシピは >コチラ
   
みなさん、『おいしさ』とは、何だと思いますか?  私は、自治体・教員・栄養士・ボランティアのかた向けに、五感の育成と料理について食育指導や講演などをさせていただいておりますが、最近では五感のほかにもう一つ、『おいしさ』を感じるために人間だけに与えられた大切な要素があると感じています。

美味しさを構成する要素

「おいしさとは?」と聞いてみると、子供、時には大人も「味」と答える場合があります。
でも、実は様々な要素が複雑に絡み合っていて、たとえば、「香ばしい香り」「色どり」「パリパリとした音」「滑らかな舌触り」・・・。つまり、五感で感じるものがおいしさを作り上げています。けれども、実は、これだけではなく、「智恵」も大切な要素になっています。

たとえば、智恵に裏付けされた安心感というのもおいしさを確かなものにします。
食品パッケージの消費期限と賞味期限の違いを知っていれば、賞味期限切れ間近の食品でも不安にはならないでしょう。
ところが、パッケージにかつて不祥事を起した企業名が書いてあったりすると、少し不安になりませんか?夏場の鮮魚は、それだけで食中毒が気がかりで、純粋においしさを味わえない方もいるかもしれません。おいしさは、私たちが本能的に五感で感じる部分と、頭で理解をして感じる部分があるのではないかと思います。     


日常を見渡すと・・・

実は、日常から私たちは食に関する情報にかなり影響を受けています。たとえば、スーパーに買い物に行けば「国産原料使用」「化学調味料なし」といった安全面に関する情報が書いてあります。また、マスメディアで「○○は身体によい」と報道された途端に、ある特定の食材が不足する、といったこともあります。
では、それらの情報は本当に全部、正しいのでしょうか?信じてしまってもいいのでしょうか?紹介された食材を食べつづけることで、健康になれるのでしょうか?

いやいや、必ずしも正しいわけではありません。「国産原料使用」と書いてあっても、100%使用しているのか分りませんし、「○○に効く」といっても、動物実験や少人数を対象とした継続的な調査結果ではないものを参考にしている場合もあります。
では、あふれている情報の中から、何を選択したらよいのでしょうか? 情報が氾濫しているために、かえって悩んでいる人も多いのではないかと思います。 「情報」がためになるかどうかは、受け手の判断にかかっていますが、ちょっとした見極めのポイントがありますのでご紹介します。

<見極めの3つのポイント>
◆3段論法で効果を訴求している情報は、冷静に受け取る。
◆誰に対して、どのように調べたデータに基づいたものかを気にする。
◆どの程度の量をとると良いのか、という視点も忘れずに。

※3段論法とは、たとえば『今年、オリンピックに出場するのはAさんです』『Aさんは、毎日カルシウムを摂っている』と言う事柄をもとに、【オリンピックに出場するには、カルシウムを摂ると良い】と言うこと。

巷には、様々な情報が氾濫しています。役立つ情報もあれば、商品を売りつけるための都合のよい情報も沢山あります。ですから、情報に翻弄されるのではなく、自己の判断基準を持つことをおすすめします。
そして、できれば、知っているから一歩進んで、生活に役立つ智恵として定着させることが大切なのだと思います。


「おいしく食べる、知って食べる」

「おいしいものがおいしい」と感じられるようになることは「食」を楽しむことにつながります。そのためには、子供のうちから五感を働かせて、食材や料理と向き合っていくことが近道です。この五感の育成は、家庭でも手軽に継続できる食育ですし、家族のコミュニケーションになります。
たとえば、 3時のおやつにバナナを食べながら、バナナの色や形、皮を剥く前の匂いと剥いた後の匂い、舌触りなどを感じたままに表現し、食べるときに五感を使っていることを気付かせる。それだけでも十分ですが、次の日に焼きバナナにして同じ事をしてみると、同じ食材でも昨日と違うことに気が付くはずです。

 そして、さらにオススメしたいのが「智恵」を付け加えること。「智恵」は、個人で「食」を楽しんだり、ココロや身体を健康的にするのに役立ちますが、もっと大きな視点で見ると、私たちが住んでいる地球レベルで食を考えるときに役立ちます。 バナナの例でいえば、熟すと皮にでてくる黒い斑点が、糖度が増して甘くなってきているサインだということを知っていれば、個人レベルで食を楽しんだり、 おいしいバナナを味わうポイントとなります。さらに、地球レベルでは、黒くなったバナナは腐っているから買わない、などといった誤解を招かず、限りある食糧を無駄にしないで済むかもしれません。

 「楽しく食べる、知って食べる」は、食をおいしく、楽しむために人間だけに与えられたものです。そして、個人だけではなく、身近な家族や地球までを巻き込みなら、健康で心地よい暮らしをおくることができるのではないでしょうか。

     

折間さんは、現在doLOHASの料理家さんとして毎季節レシピをdoLOHASレシピにて展開中。また、ママとキッズのハッピーごはんでは、ママには美容にキッズには必要な栄養を兼ね備えた親子でハッピーになれるレシピ&食育コーナーを毎月更新中!

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