ロハスな人のコミュニティーサイト
お問合せ よくある質問
ホーム
ようこそ! ゲスト さん


 
2006/01/17 UP
Enjoy LOHAS ロハス実践者によるリレーコラム
 

2006年LOHAS決意表明!

内科医師 田村拓二先生

最近色々LOHASが取り上げられることがあり、改めて強く感じる事があったので、『LOHAS』のコラムを任されている立場として、改めて決意表明ではないですが、まさに2006年の個人的なLOHASのコラムのスタートとして書くことにしました。

   
 
まずはじめに・・・。

あけましておめでとうございます。

当然すでに明けていると思います、このコラムがアップされている頃には....。

今回のテーマについて、またまた考えてしまいました。

なんか時事ネタを書こうとか色々考えましたが、最近色々LOHASが取り上げられることがあり、改めて強く感じる事があったので、『LOHAS』のコラムを任されている立場として、改めて決意表明ではないですが、まさに2006年の個人的なLOHASのコラムのスタートとして書くことにしました。
 

落ち着いてきたからこそ、もう一度、LOHASについて考えよう。

まず、とりあえず『はやりもの』『ブーム』『新しいもの』としての『LOHASという言葉の一人歩き』の時期だけはかろうじて過ぎたのかな、と考えております。『なんか新しそうで、かっこよさそうだから』というのみ、と言う人は減りつつあるのでは、と思います。ただ、正月番組なんかで、とある文化人という出演者が『もうLOHASはあたりまえ』とか『女性のブーム』のような事をちらっと言っていましたし、いまだにエコロジーや自然主義との違いについてやそもそもの意味合いについて混乱しているところがあるのではないでしょうか?

正直私もLOHASについていまだ考え中である、というところが本当の気持ちなのです。当初は『プ○ウス(ハイブリットカー)に乗って、有機野菜中心の食事だけを摂って、オーガニックコットンの服だけを着ている』このようなことこそ、『これぞLOHAS、いうことなし!、あっはっはー!?』と揺るぎなく確信していました。

しかし最近やや疑問が浮かんでくるようになりました。
これだけで良いのだろうか?と。

『自然環境にやさしく、体にも良い』もちろんこれは言うまでもなくLOHASの概念の中で最も大きな意義と思われますがそれ以上に『LOHASのミソ』『隠し味』『影の主役??』よくわかりませんが、そういった隠れキャラのような物があるように思えてならないのです。

それは、

『LOHASは自由なライフスタイルであること』

『心も健康であること(満たされている)』

『持続性を考えること』だと思います。

実はこれらこそ主役なのではないのか、と。


例えばスポーツカーが死ぬほど好きで若気の至りであこがれの「セカイラインHTR」という車をすでに買ってしまったとします。加速は最高、でも燃費は最悪、排ガスも最悪、間違いなくLOHASから最も遠い車だったとします(たとえばね)。で、その彼がLOHASに目覚め、買ったばかりのHTRを売ってハイブリッドカーに買い変える。環境にも良いし、本人の家計も助かるしめでたしめでたし・・・でしょうか?

もし本人が心からハイブリッドカーを気に入って、やまないなら良いと思いますが、HTRが好きで好きで必死にローンを組んで買ったばかりの人が突然ハイブリッドカーに買い変えて満足できるとはとうてい思えないのです。もちろん最近は高性能の高出力ハイブリットカーも出てきています(べらぼうに高価ですが)が、そういう車に買い換えろということではなく。

買い換えと言えば、そもそも日本の新車開発のサイクルにつられ、モデルチェンジがあったからといってポンポン現行モデルに買い換えること自体、私は理解できません。同様にちょうど買い換えようと思っていたと言う人はともかく、無理矢理低燃費車に買い換える事は良いと思えません。低燃費車と言ったってガソリンは必要なわけだし、CO2も排出します。売った車だって、誰かが次に乗りもっとひどい運転するかも知れないし、100%リサイクルされるわけでもありません。

『好きな車でも考えて乗ればLOHASになるんじゃないの』『何に乗ろうが、意識しないとLOHASとは言えないのでは?』と言いたいのです。

通勤には使わないとか、週末しか乗らないとか、急発進急ブレーキはしない、空ぶかしアイドリングは抑えるとか、燃費の良いタイヤに変える等々少しでも環境に良いことを考えながら大好きな車を大事に乗る。

これぞ『心と体に優しく、持続できる、かつ自然環境にも自分なりに考えたライフスタイル』なのではないでしょうか?楽しくないといけないと思います。我慢だけでは続かないし、本当の意味で豊かにはならない。

ダイエットの世界や禁煙療法など節制や我慢が必要なものが医療の世界にもままあります。それらで一番注意することは『リバウンド』という現象で、極端に我慢したりすると、どこかで反動が起こりそれ以前より尚悪くなる、というものです。これが一番無駄で、もったいないことなのです。だから例えば肝臓が悪く禁酒が必要な人でも、『明日から1滴ものむな!!』とは言いません。そんなことできるわけないし、楽しくない。できたとしても長続きしないと思われるからです。それよりも段々減らして行く方が確実に根付くことができます。


同じように焼き肉が死ぬほど好きな人に『明日から有機野菜だけしか食べてはいけません』というのは煙たがられるだけです。どうも今までの自然主義やLOHASは『興味のない人』に理解を求める方法について、気遣いが乏しいような気がします。エコロジーとこういうもの、自然主義とはこういうもの。だからこうしなさい、しなければならないのです!!。という定義主張が強すぎて相手を受け入れてあげる心構えが弱かったのではないかと思うのです。これはある意味現在でもかもしれませんが。ですからいまだに『LOHASなんて一部の人の趣味の世界』のような風潮が残ってしまっているのではないでしょうか。

あるLOHASの本で『菜食主義を貫いていたが、飲み屋に行った時にあまりにも楽しくなかったので、シーフードだけはOKとした』とかいてありましたが、その通りだと思います。あえて何を食べればLOHAS、何を食べれば反LOHAS、と決めるのは否定します、私は。季節季節を意識し、地方や特産さらには伝統を考え、当然自然環境も思い・・・。もちろん何をどう食べてもよいわけではありません、LOHASについて色々考えることは絶対に必要です。でもなによりも自分が楽しくて続けられるもの。それを最優先に良い方法をみんなで探していきたいと思います。

『たばこをスパスパ吸い、カップラーメンを頻回に食べ、インスタントコーヒーを水道水でのみ、リッター3kmの四駆のアメ車に乗り・・・』みたいなどこかにいそうな20〜30代の男性なんかが『自主的に』『楽しみの一つとして』LOHAS的生活をするようになったら、いやLOHASについて意識だけでもするようになったら最高ですよね。


フェアトレードコーヒー
「ラ・ルース」

例えばせめてカップラーメンは吟水で作り、コーヒーはラ・ルースにするなんてどうでしょう?・・・ん、違うって宣伝ではないよ、本気で。そんなところからで良いのではないでしょうかね?ちなみに私も遠からず上に書いたような生活に近いような事をおくっていたことがあります、じつは。だからこそ色々感じるんだけどね。



今年は何とかLOHAS門戸を広げるような、触れあいやすくするような、お手伝いを微力ながらしていきたいと考えてます。いつかLOHASなんて言葉がなくなり、『当たり前のこと』となるような日が来るのが壮大な私の夢であり、目標です。まずは専門である健康維持・予防医学・医療について、LOHAS的な話ができるようがんばります。

ことしもよろしくおねがいします。
※写真はイメージです

→バックナンバー

▲ページ上に戻る



Copyright (c) 2005-2008 LOHAS PROJECT,Inc. All Rights Reserved
doLOHASサイトに掲載されている画像または記事の無断転載を禁じます。
| doLOHASとは? | 運営会社 | 採用情報 | プライバシーポリシー |