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doLOHAS Think LOHAS 癌とロハス
 
2008/9/25UP
Enjoy LOHAS ロハス実践者によるリレーコラム
 
癌とロハス
内科医師 田村拓二先生
どうもこんにちは。今回は最近医学の世界のトピックに関してお話しようと思います。たまには医学の話も多少しておかないと「あいつは医者だっけ?」と思われると悲しいので・・・というのはうそですが(笑)。
   

一昔前は「科学が進歩することが医学が進歩することそのものである」と科学技術が医学の進歩を牽引するような時期がありました。
「内容も全て解明された化学合成の薬品こそメイン」「詳細不明な民間療法なんてまがいものだ」といった時代です。

そんな扱いを受けていたのが、最先端のしかもがん予防といった最新の分野においてそういう風潮が変わってきている、ということを今回はおつたえしますね。

全人口の3人に1人は癌にかかる…?

いまや癌は日本の病死原因のナンバーワンです。
約3分の1の人が癌で死亡するわけです。癌にかかった人の半分程度の人が癌を治癒するわけですから、「単純に癌にかかるのみ」で考えれば全体の3分の2にもおよぶと言われています。
一生のなかで、全人口の3人に1人は癌にかかる計算になります。

死に至らないにしても、「癌にかかる」こと自体喜ばしくはないでしょう、だれでも。しかもどんなに進歩しても現状の医学では「進行がんを完治」させることは当面困難でしょうから、なにしろ「予防」に全力で尽力するべきです。

癌遺伝子

癌というのは「癌遺伝子の活性化」「癌抑制遺伝子の失活」この2つから起こります。「癌遺伝子」「癌抑制遺伝子」はだれでも持っているものですが、上のような変化が起こると「癌の発症」となるわけです。
この癌抑制遺伝子の中で代表的なものに「P53」というものがあります。これの元気がなくなると様々なところの癌が発生してしまうわけです。元気がなくなる理由としては様々な環境因子や発がん物質の摂取が知られていますが、ダントツに「たばこ」があります。残念ながら元気のなくなった「P53」を元気にする、という作戦は今のところ考えられてはいません。
しかし、「P53」は単独で癌化に影響、癌化に直撃するわけではありません。P53から始まるいくつかの経路を経て癌化が起こります。ですからP53の下流のところに働きかけて直してあげればよいのです。

実際に下流のところに働く化学予防剤がつくられ、使用されようとしています。同時に食品成分から同様の効果が期待されるものを抽出しています。

 

癌との戦い

たとえば
レチノイドやαカロテン、βカロテン、リコペン(トマトなどの色素)、ビタミンE、アビゲニン(白菜・にんにくなどに含まれるフラボノイドの一種)などがかなり期待されている、食品由来成分です。
取り方や形態などまだまだ課題は山済みですが、一つ一つの栄養素それぞれは極々一般的なものですのでかなり早期の具体的な利用が期待できます。

実際に某関西超有名国立大学医学部ではこのような天然材料を使って、「癌にならないようにする健康ドリンク」なるものを本当に開発しているようです。

科学技術だ医学だ、栄養学だと垣根を作らずにタッグを組んで共同戦線で癌に戦いを挑む時期が来ています。
その戦いを見届けていこうと思います。


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