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TOP住トップ>Vol.2 風と太陽を感じる家づくり
doLOHAS 住 「自然と暮らす心地よい住まいを考える」
doLOHAS住『生活の器としてのロハス住宅』
doLOHAS住 はじめに…

環境問題を最大テーマとしたサミットが日本で開催されました。地球温暖化という待ったなしの緊急課題に、どこまで真摯な解答が出せるのか疑問ですが・・・。
世界中から悲鳴にも似た自然崩壊に、建築家も黙ってはいられないのが現状です。

そこで前回でも話しました「エコ」対策が浮かんでくるのですが、サミットで話されるエネルギー対策と同じで、根本的な問題解決になっていないと思います。環境全体から考えることとは別に、生活者自らが(ロハス生活というように)、生活自体の見直しからエコを考えてみるべきではないでしょうか?

doLOHAS住 本当の快適な生活とは…?

住宅を依頼される時に、良く求められるのが「一年中、Tシャツで過ごせるような家」です。
皆さんも、住宅を作るなら考えることではないでしょうか?
その要求に応えるように、ハウスメーカーが提供するのが高断熱・高気密住宅の高性能住宅。住宅を依頼に来た良く勉強されたお客様からも求められる性能です。

・・・でも、何かおかしいとは思いませんか?
ホテルの部屋のような密閉された家の中で、空調機をフル回転させて、Tシャツで過ごす・・・。これが快適な生活でしょうか? 暑い夏、寒い冬を快適に過ごすための対策は建築家にとっても大問題です。その回答として、自然エネルギーを利用した「OMソーラー」という考え方を紹介します。

doLOHAS住 本当の快適な生活とは…?

日本の住宅は、本来、外に対して開放的につくられ、自然を受け入れていました。窓は大きく開かれ、自然の空気や光をいっぱい取り入れるような構造でした。
家を密封するような高気密住宅などという考え方はありませんでした。

『 気持ち良い風を家に取り入れ、暖かな太陽の陽射しを暖房に取り入れられたら…』そんな考え方から、OMソーラーが誕生しました。

35年ほど前に、建築家A.バウエンさんが、建築運動を提唱しました。バッシブシステムという考え方です。
「どんなに大容量のエアコンを使ったところで太陽に比べたらエネルギー量でかなうわけがない。石油を使って暑さや寒さを力まかせに抑え込むのは、自然と喧嘩するようなものだ。必要なのは太陽や風や木陰がもつ心地よさを活用できる建物の仕組みなのだ」 と。

彼の考え方をそのままサミットで取り上げるべきだと思ってしまうほど、斬新な考え方です!

そして、その考え方を実現すべき自然エネルギーによる空調システムを研究したのが、日本の建築家・奥村昭雄氏でした。
熱と空気をコントロールして室内に快適な環境をつくりだすことからスタートした研究は、太陽の熱を利用するソーラーシステムの開発へとつながっていきます。

doLOHAS住 風と熱を利用するOMソーラーのエコでカラダに優しいシステムとは?

このシステムは、簡単明瞭なシステムです。
屋根に降り注ぐ太陽の熱で、鉄板屋根とガラスで作られた薄い層の空気を温め、ファンで床下に送ります。

その温められた暑い空気(約60度)を床下の基礎コンクリートに送り、基礎のコンクリートに熱を蓄えます。床下に蓄えられた熱は、時間をかけてゆっくりと放熱して家全体を床から温めます。簡単にいえば、温かい空気による循環型の床暖房です。

また、常に新鮮な外気を室内に取り込んでもいます。暖房しながら窓を開けないで換気ができるという点も、大きな特徴です。暖房しながら換気をするという相反する考え方を同時に実行するのです。それによって、家中を新鮮な空気が流れ、家全体が息をしているような状態になります。
閉め切った家では、空気が通わずに体にも良くありません。暖かい空気が床を通うことによって、常に新鮮な外気が取り入れられ、アトピー対策にも有効です。

夏には、外気を室内に入れるのではなく、夜間の涼しい空気を床下を経由させることで、基礎のコンクリートに蓄えられた冷熱を利用して、外気温よりも涼しい温度の空気を室内に送ります。
外気を取り込むため、室内の温度を抑えながら換気できます。機械的な冷房のような冷気を作ることは出来ませんが、涼しさは感じられます。

実際に住むお客様からは、「暖房は勿論だが、夏に家に帰ってくると、ムッとした空気が無いのが気持ち良い」と言われました。
ちなみに、 余った熱い空気はお湯を作ることにも利用されます。

でも、良いことばかりではありません。暖房といっても冬にTシャツで過ごせるような暑い(?)空気、真夏に冷蔵庫のような冷たい冷気は作れません。

冬は、人間の体に良いといわれる25〜6度の空気が室内を流れます。真冬に薄いセーターを着て快適なくらいの感じです。夏は、涼しい涼気が流れます。この温度設定を良しとしない方には、寒いと感じられてしまいます。

doLOHAS住 最後に…

人間の体は、自然に順応していく高性能なつくりになっています。
真冬でも部屋の中を空気が通い「寒くなく、程よい暖かさ」、真夏に涼しい空気を感じることを快適と思えることがロハス生活ではないでしょうか。

自然と一緒に暮らすという考えの方なら、納得していただけると思うのですが、このOMソーラーという考え方は、正にロハス生活そのものであり、生活の重要なアイテムと考えるのですが、いかがでしょうか?

参考資料:OMソーラーシステムの詳しい情報は OMソーラー協会 公式HP

 
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