対談場所は、ナマケモノ倶楽部のお仲間、吉岡さんの経営する「カフェスロー」。なんと大学時代にゼミ仲間と共に立ち上げを手掛けられたお店だそうです。元々倉庫だった建物を改装し、1階にカフェ、2階に藤岡さんたちのオフィス、3階を倉庫として使っています。
光永:今、弊社に来られたお客様に、藤岡さんのコーヒー「ラ・ルース」をお出ししているんですが、カフェのようなメニューを作って選んでいただいてるんですよ。お客様も「私はアイスのミルクコーヒー」「僕はホットコーヒー」という具合に楽しそうに選んでくれて。こんなふうに喜んでもらったり楽しんでもらうことでLOHASを実践していく方法もあるのかなと思います。
藤岡:オフィスに出向いたはずなのに、突然メニューが出てくるなんて、楽しい会社ですねー!社員の方もお客さまも、ワクワクしながら選んだコーヒーを飲みながら話せば、きっと面白い仕事につながりますよね。コーヒーを育てている生産者たちにもそのことを伝えますね。
彼らも楽しい人たちで、羨ましくなるような環境で働いています。農薬や化学肥料を使ってコーヒーだけを単一栽培するのではなく、ハチドリや蘭などの多様な生物や、建材や薬にもなる他の木々が共存する空間にコーヒーの樹が植わっているという生産のデザインなんです。例えば、蜘蛛の巣が貼ることで、コーヒーにとって害になる虫が増えるのを防いだり、隣の樹の落ち葉が肥やしになったり、日陰ができることで香りの高い豆ができる、という風に、もともとある生態系の仕組みの中で、自給作物と換金作物を両方育てる伝統的で持続的な農法です。
御社のお水に合わせて焙煎した「ラ・ルース」は、スペイン語で「光」という意味の名前なんです。エクアドルの木漏れ日で育つコーヒーだということと、お水が光を反射するキラキラしたイメージから名づけたんですよ。
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光永:すごく良い名前ですよね。初めて聞いたとき、これ以外の名前は無い!と思いました。藤岡さんが「御社のお水に合う焙煎のコーヒーを作ってきました!」と言って持ってきてくれたとき、その気持ちからたくさんのエネルギーをもった気がしました。単なる商品のコラボというよりは、藤岡さんと私の思いがコラボして生まれた商品だなあと感じますね。
藤岡:LOHASな商品ってみんな、名前をつけるのが楽しいと思います。美しい自然や、生産者の思いや、誰かを喜ばせたいという気持ちが連なってできあがったものを、お客さまに届けるためのキーワードが商品名。「こんな風に育って欲しい」と、生まれたばかりの赤ちゃんに名前をつけるような心境でした。ちなみに、御社が扱われているミネラルウォーターは、どんな出会いやストーリーがあったのですか?
光永:あるところで「地元でとれる卵と水にこだわったアイスクリーム」を食べたら、それが感動的に美味しかったんです。どんな水を使えばこんなに美味しいアイスになるんだ?と不思議に思って尋ねたら、すぐ近くの温泉水を使用しているというんですよ。それで、足を伸ばして見に行ったら、地元の人にこよなく愛され続けられているんです。
もともと私には、「健康がすべての基本で、からだが元気であってこそ色んなことを楽しんだり、感じたり、気づいたり、感謝できる」という考えがあり、からだに不可欠な「水」の重要性を常に感じていました。その温泉で地元の人たちが「これに浸かると元気になれる」「病気がよくなる」と口々におっしゃっていました。これが、私と水との出会いです。
その水は、災害の影響で今は販売を見合わせているんです。年明け位にはお届けできると考えております。地元の人にこよなく愛されているだけあって、お客様にもとても気に入っていただいていたので、再開をご要望するお客様がとても多いんですよ。
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その水と出会ってから、私はたくさんの水を知りたいと思い、全国各地の水を飲みました。水を知れば知るほど、奥の深さを感じますが、その中で自分が惹きつけられた水がもうひとつあります。それは、現在扱っている『吟水』という水です
吟水は、初めに出会った水とは特徴がことなりますが、私は次にこの吟水をお客様に届けたい!と思ったのです。すばらしい人がたくさんいるように、お水も同じです。すばらしい水を通して、多くの人に健康になっていただきたいと願っています。私はこれから先、またすばらしい水と出会うと思います。そのときは、みなさんに伝えていきたいです。
※ このストーリーの詳細は近日中にアップ予定です
藤岡:水は自分のからだの7割を占めるものですから、その水が何処から来るかというのは大問題ですよね。地球も水の惑星ですが、血液も細胞も水からできている身体だって大自然であり、私たちは水を通して地球とつながっている。そう考えると、できればより近い場所から来る体にやさしい自然な水が飲みたいし、そのためにも地球上の水が綺麗であって欲しいと思います。安全な水にアクセスできない人は、世界に12億人もいるそうです。
光永さんのお話の中に、地元の人達が暮しの中で水を大事にしている温泉の風景がでてきたとき、そのお水の確かさを感じました。私は高校生のときから旅をする際に「地元の人が誇りに思っているモノと、それを大事にしている話やしぐさ」に出会うことが大好きで、仕事でも「生産者の顔がみえる」ということを重要視しているので、今のお話にとても共感しました。やはり、ものには、それができた土地のつながりとパワーがしっかり含まれていると思うんですよね。
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光永:そうですね。それに、「からだにいいもの」を考える時、その「土地」についても意識を向ける必要があると思いますね。われわれは大地でできているものを食べているわけだから、真の健康を求めるなら、まずは自分に優しく、地球にもやさしいことを始めないと!
もともと地球は持続可能な星だったのに、そのバランスが崩れて今に至っていますよね。 自分の部屋を自分で掃除するように、人間が住む地球は人間の手でキレイにしていかないといけないと思うんです。
私は、これまで「健康=地球にやさしく、こころが潤うライフスタイル」をお客様に提供したいというイメージはあったものの、それを具現化するメッセージやコンセプトが明確になかったので、どうすれば具現化されるのか?この思いをどう伝えればよいのか?とひたすら考えていたときにLOHASという言葉に出会ったのです。その瞬間「あっこれだ!これしかない!」と思いましたね。この感覚は、さっきお話した、水に出会ったとき以上に惹きつけられるものを感じましたね。そのことがきっかけで、このdoLOHASを立ち上げたのです。
藤岡:私たちは、美味しいコーヒーやお洒落な雑貨という身近なものをきっかけに、地球環境や、地球の反対側に住む人達にとっても気持ちがよい暮らしを考えていきたいな、と考えて商品を作ってきたのですが、それが実は「LOHAS」ということだったようで、最近よく「LOHAS」というキーワードでお問い合わせをいただきます。
この言葉をきっかけに「自分にとっても地球にとっても気持ちがいいこと」を意識的に選ぶひとが沢山いるという事実が見えやすくなりましたよね。今夏の地球温暖化の影響など、一方では崖っぷちであることも確かですが、全国的にLOHASに注目する企業や個人が増えていることは、地球環境にとっては、追い風だと感じます。
みんなが「こんな風に暮らしたい」と探しはじめた「ライフスタイルのありかた」や「企業のありかた」がたまたまLOHASという言葉に集約されているのかもしれませんね。
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