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光永:LOHASの実践というと、つい「何をするか?」という方法論の話になりがちですが、一番は自分の周囲を見たときに、この人素敵だな。輝いているな。この人いると心地よいなと思える人っていますよね。そういう人は、きっと食事や健康に気をつけていたり、自分を内面から磨こうとしている人だと思うんです。その人を見たときに、自分が「元気になれる」「楽しい」「こういう生活をしてみたい」と思えるかどうかですよね。
たとえば、LOHASの実践をする人をかっこいいと感じたり、憧れの対象になっていくことで、自分を変えるきっかけになるんじゃないでしょうか?"私もしてみたい""自分もそうなりたい"というような"〜たい""したい"そういう気持ちを抱くことが一番大切です。
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藤岡:「かっこいい」とか「惹かれる」という要素は大切ですよね。ミュージシャンの櫻井和寿さん、小林武史さん、坂本龍一さんらが立ち上げた「ap
bank」ってご存知ですか?自然エネルギーや自転車のリサイクルなど、環境に関するプロジェクトのみに1%の金利で融資をする銀行なんですが、その関連活動として、7月に静岡県のつま恋で開催されたライブ会場に出店してきました。音楽は100%自然エネルギーで賄い、お昼ごはんにはオーガニックフードのブースだけが立ち並び、オフィシャルグッズが全てゴミのリサイクルでできていたり、会場のゴミは九分別だったり、という場所を、アーティストたち自身が手作りして実現させたんです。
「こういう場所で歌いたい」という場所を自分で作ってしまうその姿勢に、若い人達も共鳴して、おそらく「こんな風に暮らしたい」というヒントを随所で受け取りながら楽しそうに参加していました。「憧れのアーティストがやっているから」というのは大事なポイントなんだけど、それだけに留まっていない。理念ではなく態度から、正しさじゃなくて楽しさから、お互いの姿勢が共鳴共鳴していく。そして沢山の人にとってのきっかけになっているんです。
光永:そういうきっかけを通して意識が変わって、自分の身の回りから少しずつ何か実践していく。それが大切ですね。私もまずはこのサイトや自分の小さな行動から、他の人へメッセージを発信してきっかけを提供していきたいと思っています。一人一人の小さな行動が、大きな力になり地球にとってやさしいことができるんだと思います。私はLOHASな企業を目指しています。私が目指すことで、社員一人一人に私の思いが通じ、その社員がお客様をはじめ、自分の家族に伝えてくれると思うんですよね。誰かが伝えることを待っていては、何も変わりませんし、LOHASな企業を目指す以上、この思いを一人でも多くの人に届けたいですね。
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藤岡:そうそう、身の回りで簡単にできることってたくさんありますよね。たとえば、今、日本全国の自動販売機は555万台あって、その消費電力は原発2基分に相当するんですって。1台で1家庭分の電力を消費しているらしいのですが、そのことを知ってから、煌々と光る自動販売機を前にボタンを押すのがなんだか恥ずかしくなってしまって、納得して買うことができなくなったんですよ。たまーに仕方なくビールを買う以外は、もう5年くらい自販機を使っていません。、代わりに、お気に入りの水筒を持ち歩くようになりました。
朝、ほんの少し時間を作って美味しいお茶を沸し、水筒に入れて出かける。 ハーブティーなんか身体がぽおっとして、缶の中に入っているような飲みものよりよっぽど快楽的だし、一緒にいる仲間に注いであげることも、無農薬のお茶を選ぶこともできる。自動販売機とそこにつながったコンセントからも自由になれる。
光永:それで水筒を持つようになったんですね。それも立派な第一歩ですよね。
藤岡:会社としてもできることを、とサイザル麻製の「水筒ホルダー」とハチドリ印の水筒を企画して販売しています。
これはエクアドルで開発から森を守っている人達による自然染色の手編み製品で、パターンも色味も現地の生産者の感性に任せているので、どれもが世界にたった一つしかない商品なんです。
というのも、森の中にある染料を利用した自然染色だから、色を指定すると「ああ、あの木を誰々さんが切っちゃったからその色を出せないわ!」とかいう話になってしまうのです。。つまり、森と向き合っているのは彼女たちで、その時々にとれる染料を、樹の成長度合いや近所の他の人とも折り合いをつけながら採集して、その時出せる色に仕立ているわけです。そうしていまここにある糸の中で、表現できるパターンを考えながら編む。
つまり、模様の一つ一つは、彼女たちの「森との付き合い方」そのものなんですね。私たちにできることは、パターンを指定することで製造過程をコントロールすることではなく、彼女たちの時間の中に生まれた一つ一つ違うパターンの価値や、その面白みを伝えることです。地球の反対側にいても、そんな風に売ったり、この商品を選んで使ったりすることで、遠く離れたエクアドルの森ともつながれる気がします。
光永:そういえば、藤岡さんは「my箸」も持って出かけておられますよね。
藤岡:はい。自分ひとりでも持っていれば、「え、それなに?」となりますよね。そこから意識の連鎖反応が生まれていきます。お客さんの中には、いつもお箸を2膳持っていて、一緒に食べる人にも1膳貸す、なんて方もいらっしゃいますね。「エコ意識の橋渡し」と言って。
光永:うまいこと言うね!(笑)
藤岡:光永さんのところで扱っておられるウォーターサーバーもLOHASの第一歩ですよね。
光永:そうですね。ウォーターサーバーのユーザーは、1日の水の摂取量が多いのでミネラルウォーターのペットボトルを利用すると相当な数のごみが出ているはず。せっかく健康の為に水を飲んでいるのに、地球にとって負担がかかってはいけませんよね。だって、ミネラルウォーターを作っているのは地球そのものなんですから。人間の生きる原点である「水」だからこそ、こだわりたいですよね。
その点ウォーターサーバーはリユースできるガロンボトルを使う点でLOHASです。LOHASの基本アイテムで、生活になくてはならない存在だと私は考えています。快適なライフスタイルの上に健康と地球へのやさしさがあるんですよね。ウォーターサーバーには!
藤岡:ペットボトルごみがなくなったら家の中もスッキリして気持ちいいし、これから求める人が増えそうですね。いつも光永さんがおっしゃっているように、いつかは水を買わなくていい環境になるように、まずはその一歩から始めるという考え方もありますよね。
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